旅がしたい人生だったinドイツ

住む前にドイツに10回観光で来た元旅行会社社員のドイツ生活日記。旅行情報や業界のニュース、サッカー観戦など書くはず

渡航同意書が必要!?未成年の単独または片方の親との海外旅行は要注意!

f:id:DE39:20161201195107p:plain

意外と知られていない外国への渡航条件の一つに、この「未成年の単独または片方の親との旅行の際に渡航同意書が必要」なことがあります。

 

私たち日本人が外国に入国する際に、必要な条件が揃っていればビザ(査証)なしで入国できる国は多いです。
しかし、未成年の場合はこの「渡航同意書」がないと入国審査の際にトラブルになったり、最悪入国拒否になったりします。

 

たとえば、こども+お母さんという組み合わせでヨーロッパ旅行に行く場合も、基本「渡航同意書」を持参する必要性が出てくるのです。

国によって対象年齢や必要な書類・内容が異なるので、旅行を計画する際によく確認しましょう!

 

未成年の海外旅行には渡航同意書が必要な国が多い

なぜ必要なのか?

以前はそんなに言われていませんでしたが、近年、未成年が外国へ渡航する際に同意書が必要になる国が出てきました。
その理由は、国際的なこどもの連れ去り防止、および親権訴訟中の片方の親による子供の連れ去りが増加していることからです。

 

そのため、渡航時に英文(または入国の国指定の言語)の渡航同意書を必要する国が増えてきました。

 

必ず必要ではない国も持参を強く勧めている

入国拒否をされる可能性も重々承知しなければならない

アメリカなどは必ずしも必要ではありませんが、入国審査員の判断で提示を要求される場合があることから、強く持参を勧めています。

そのほか、多くの大使館でも入国審査時のトラブルを防ぐためにも未成年の両親を伴わない渡航の場合は持参を強く勧めているのです。

 

また、万が一提示を求められたが持参していなかった場合、別室に長時間拘束され、審査になることもあります。
英語や渡航国の言語に堪能であればまだ良いですが、そうでない場合は説明するのはかなり大変ですよね。また、せっかくの旅行が台無しです。。。

税関国境取締局はこの文書の提示を求めないかもしれませんが、もし求めた場合に持参していない場合は両親なしで旅行する子供の状況が完全に確認されるまで拘束される可能性があります。

また子供を引率する大人が注意しなければならない事は、現在多くの他の国がこの要件を請求しているという状況下で、米国はこの文書を要求はしていませんが、公証を受けた許可書あるいは出生証明書を提示出来なかった場合は入国を拒否される可能性があります。(カナダはこの件に関しては大変厳格な必要条件があります) 

出典:米国CBP

例えば上記は米国CBPのホームページに記載されているものですが、提示の要求は入国審査委員の判断=運次第。

なくても問題ないこともあるでしょうが、持参がおすすめです。

 

未成年が海外旅行に行く際は時間に余裕をもって計画を!

同意書の作成を大使館に依頼する必要がある国も

国によっては大使館に同意書の作成を依頼しないといけない場合や、公証役場に行って公証人認証をもらわないといけない場合があります。

しかも公証人認証は11,500円と結構高いです( ゚Д゚)

さらに外務省のアポスティーユ(証明)が必要だったりします。

 

多分何のことだが分からない!ってなると思うのですが、面倒なことだけはお分かりいただけますよね(-"-;A

 つまり時間がかかることが多いです!

 

例えば私が住んでいるドイツだと、「18歳未満の単独および片方の親もしくは保護者(親権者)」以外の渡航には同意書が必要です。※旅行会社の添乗員付きの旅行や修学旅行など引率者がいて、渡航の説明ができる場合は不要。

 

同意書は大使館(または総領事館、名誉領事事務所)での作成が必要となり、渡航しない保護者(親権者)が来館しないといけません。

一緒に渡航しない保護者(親権者)の方が自身のパスポートまたは運転免許証をご持参の上来館頂き、さらに渡航者本人及び親権者でない同行者のパスポ-トまたはパスポ-トのコピ-もお持ちください。

渡航者本人と同行者は来館される必要はありません。

尚、団体ツア-に参加される場合、この限りではありません。この同意書は当日その場でお渡しできます。

名誉領事事務所で作成される場合には事前に電話でご予約ください。

出典:ドイツ大使館 

ドイツは当日受け取りができるようですが、仕事があるのでなかなか難しですよね。単独渡航の場合だと両親2人の来館が必要になりますし。。。

ちなみにドイツの渡航同意書は郵送での手続きはできず、来館のみなので行かないといけません。

 

と、このように渡航同意書が自由形式ではない場合、戸籍謄本が必要だったり、それに翻訳が必要だったりするので必要書類を揃えるにも時間がかかりますよー!

 

今は航空券もすぐネットで購入できる時代ですが、出発1週間前とかからこの手続きするとなると場合によっては用意できないかもしれませんよね。なので要注意!
(特に12月、クリスマス前後は休みの大使館も多いのでそれも注意)

 

ヨーロッパ周遊やシェンゲン協定国の注意点

周遊旅行は入国する国がシェンゲン協定国か確認しよう

よく旅行会社のツアーで、ヨーロッパ周遊旅行などがありますよね。お父さん抜きでお母さんとお子さんだけで参加する方も多いと思います。
また、友人同士でヨーロッパ旅行も良いですよね。

 

「何ヶ国も旅行する場合、観光する国全部の渡航同意書が必要なの!?」と思うかもしれません。確かにそれって凄まじく面倒。。。

でも観光する国がすべてシェンゲン協定国であれば、入国審査は最初に訪問する国のみです。

 

日本人の多くが訪れるヨーロッパの国の多くがシェンゲン協定国なので、まず自分が訪れる国を確認しましょう。

☆シェンゲン協定国一覧☆(2016年11月現在)
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロヴァキア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス

 

周遊する国がシェンゲン協定国であれば国と国の移動は同一国内とみなされ、国境での入国審査はありません。つまり、最初に入国する国の条件を確認しておけばOKです。

 

例えば最終目的地がドイツだとし、日本からの乗継がフランスだとします。(日本→乗継:フランス→最終目的地:ドイツ)。

その場合、最初に入国するのはフランスなので、フランスで入国審査を受けます。つまりフランスの入国条件を確認しておけば良いのです。

また、フランスもドイツもシェンゲン協定国なので、フランスからドイツに移動する場合、最終目的地のドイツでは入国審査をしません。
(と言いつつ、滞在国の渡航条件を満たしておくことが一番ですがね。)

 

シェンゲン協定国ではない国への移動は要注意

だいたいがシェンゲン協定国なのでうっかり確認し忘れしそうな国がいくつかあります。

代表的なのが世界一入国審査が厳しいとも言われるイギリス。
そのほか、ブルガリア、キプロス、クロアチア、アイルランド、ルーマニアもシェンゲン協定には加盟していません。

これらの国を訪れるときはつど入国審査があるので、渡航同意書(渡航条件も)についてもよく確認してください。

 

スポンサーリンク  

 

渡航同意書が条件などどこで確認すれば良いか

基本的には各大使館や政府観光局など

他に、旅行会社や航空会社のホームページにも渡航同意書が必要な国の一覧などが載っているので参考にしましょう。
いくつか見ましたが、一番更新の日付が新しく、詳細が載っていたのがJTBでした。
未成年の渡航同意書に関する条件のある国 -JTB

 

JTBのはアメリカやカナダの渡航同意書について詳しく書いてあり、同意書の記入例もあって分かりやすいです。

アメリカは同意書に親がサインするだけで実は意外と簡単です。
ただ、両親が離婚していたり、親とこどもが別姓だったりすると公的書類(英文)が必要になります。


とりあえず未成年の方は渡航する際、この一覧や大使館のホームページなどでチェックしてくださーい('ω')
※この一覧に記載されている国以外の国もよくご確認ください。

 

未成年が単独で入国できない国

ベトナム

14才未満の単独渡航の場合は入国不可。保護者以外が同伴する場合、保護者から委任を受けた同意書が必要です(英文、ほか手続き要)。

まぁ14歳未満で単独でベトナムに行く人なんていないと思いますが、それを知らずに航空券を買ってしまったら無駄になるのでお気を付けください。

 

まとめ

ちょっと色々難しいことを書きましたが、つまりは未成年の方が渡航する際は気を付けてね!ってことなのです。

 

また、同意書類の提示を求められるかは入国審査員の判断なので、たとえmustで必要な国でも求められないこともあり、「こんなに色々苦労して集めたのにいらなかったじゃん!!」っていうこともあると思います。

 

義務ではなく推奨の国も多いです。自己判断なところもあるので、手続きが面倒だからどうするか迷って、どうしたら良いか大使館や旅行会社に聞いても「持って行った方が好ましい」と言われだけだと思います。

 

しかし、色々質問されたり、別室に連れて行かれたり、最悪入国できなかったりするよりは事前に用意しておいた方が良いですよね。(入国拒否になって日本に帰られる方も実際にいますし。)

 

海外旅行保険と同じであくまで何かあったときの「保険」。ということで、私は持参をおすすめしております~。あとは自己責任!

 

 

あ、頭使った…。

 

 

海外渡航条件は予告なく変更になる場合がありますので、最新情報をよくご確認いただき、また質問がある場合は入国の大使館などに確認してください。

 

 

JTBの家族向け旅行ツアーには「こども代金半額」や「家族向けイベント」などお得がいっぱい!小さいお子さんを連れてはじめての旅行にもおすすめのツアーもあります。

 

 

 

なるべく間違いのない情報提供を心がけておりますが、必ずしも正確性・信頼性等を保証するものではありません。
そのため当サイトの情報が起因する一切の損害について責任を負えませんので予めご了承ください。
当サイト全ての無断利用および転載を禁止します。
Reproduction Without Permission Forbidden .Thank you.