【返金方法】デポジット制度|ドイツでペットボトルや缶・瓶は捨てずにリサイクル

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Hallo!夏は頻繁に買いますが、冬は寒いからあまりスーパーで水を買わなくなったAnnです(=゚ω゚)ノ

 

家のお水はBRITA ブリタを使って浄水しているので、普通に美味しく飲めるっていう理由もあるかな。

 

さて今回はドイツでペットボトル・缶・瓶の飲料を購入するときに支払い義務が生じる『デポジット』(Pfand/プファンド)についてご紹介します🍹

 

デポジット=保証金。

 

Ann

えっ何!?水を買うのに保証金がかかるの~!?

 

ドイツのボトルデポジット制度

ドリンク購入時にレジで保証金も併せて支払う

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スーパーでお水を買ってレシートを見てみると、何やら購入した覚えのない金額が。

 

Ann

むむ?Pfand25セントって何??

と思われた方もいるんじゃないでしょうか。

 

ドイツでは飲料物の容器は再利用(リサイクル・リユース)の対象のため、返品率を上げるためにデポジット(Pfand/プファンド)制度があります!(一部除く)。

 

つまり、ペットボトルのお水や缶ビールなど飲み物を購入するときには、レジで商品代とは別に容器の保証金を支払わないといけません。

 

ただデポジットなので、飲み終えたあとちょっと面倒ですが容器を返品すればデポジット代はきちんと返金されます。

 

いやー、確かに返金されるのであれば、きちんと返品しようと思いますよね 🙄

土曜日とかだと何十本もためて返品している人がいるので、返品の行列ができたりします…。

Ann

やるなら平日がおすすめ!

 

デポジット(Pfand/プファンド)の金額

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デポジットの金額は容器によって異なります。

ペットボトル・缶=1本25セント(約34円 ※1ユーロ136円計算)

 

 

 

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ビール瓶=1本8セント (約11円)

 

だからペットボトルや缶を何本も買うと、あとで返金されるとはいえ結構デポジット代がでかいんですね~。

水6本買ったら25セント×6=1.5ユーロですからな。(=約204円)。

 

MEMO

一部の容器は異なる代金の場合あり

 

デポジット(Pfand/プファンド)制度対象外のものもあり

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すべての飲料が対象な訳ではありません。

フルーツのジュースやワインなど、一部のペットボトルや瓶にはデポジット代が含まれないものもあります。

 

 

返金があるかはマークで確認

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いざドリンクを飲み終えたはいいけれど、このペットボトルって回収対象?

 

と迷った場合は、ペットボトルや缶に正気の画像のような『Pfandflaschen』のマークがあれば回収対象。

このマークがあるかないかを確認してください。

ちゃんと返品すれば支払ったデポジット代が返金されますよ~ 💡

 

デポジット(Pfand/プファンド)の返金方法

回収機の使い方

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返金をしてもらうためには、対象の容器をスーパーの回収機にいれます。

 

特に購入したお店でなくても返品してOK。

ドイツ国内のどのお店でも返品は可能です。

 

回収機はほぼすべてのスーパーにありますが、出入り口近くにあったり、店内の一番奥にあったり位置はお店それぞれなので探してみて下さい。(回収機がないお店はレジで返品。)

 

さて機械の使い方分かるかな…なんて心配はご無用。とても簡単です!

 

 

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ペットボトル・缶・瓶を一本一本入れて、バーコードを機械に読みこませます。(ビール瓶をケース買いした人は機械の下の方からケースのまま入れられます。)

バーコードが読み取れれば容器は機械の中に進み、ディスプレイには入れた分だけのデポジット代が表示されます。

 

注意

バーコードがよく読み取れないと、返金ができなくなっちゃうので要注意。

  1. ペットボトルの包装を取らないこと!
  2. 容器を潰したり、へこましたりしないこと!

 

 

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最後にボタンを押せば、上記のようなレシートが出てきます。

これは缶とペットボトルを一本ずつ入れたときのなので、25セント×2本で50セント分の返金用レシートです 😉

 

 

 

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このデポジット代の返金用レシートをレジで渡すと、その分の金額が返金されます。

 

またはほかの買い物があれば、買い物の合計額からレシートの返金分を引いてもらいます。一般的にはみんなこっちですね~。

レシートはほかの商品と一緒にコンテナに置けばOKです。

 

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ドイツのスーパーマーケットで買い物する時の注意点【知っておくと役立つ】

 

 

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さてお買い物もあったので、先ほどの返金用レシートを出して買い物してみました。

買い物したレシートを見てみると、このように合計額からデポジット代返金分が引かれてます。

 

こんな感じです。簡単!

 

ちなみにきちんとバーコードが読み取れなかったり、対象外のものだと容器が機械から出てきちゃいます。

お店によっては機械の横に、不要な容器用のごみ箱があるので、いらなかったらそこに捨てちゃってもOKです。

 

返金方法まとめ

  • 購入した店じゃなくても返品可能
  • 回収機に容器を入れる
  • 回収機のレシートをレジでダス

 

 

寄付も可能

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デポジット代の返金は寄付も可能です。

回収機の近くにこのような『SPENDENBOX』があれば、ここにレシートを入れれば寄付完了。

 

 

 

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または回収機自体にSpende(寄付)のボタンがあったりします。

返金してほしい人はSpendeボタンを押さないように(笑)。

 

 

25セントはでかいのでちゃんと返金してもらおう!

以上、『ドイツの飲料容器のデポジット制度』についてでした。

 

缶・ペットボトルの1本25セントは意外と金額が大きいです。

だから返品するのをお忘れなく…!(いやもちろん再利用の為でもあるけど…w)

 

 

それでは(=゚ω゚)ノ

 

 

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