【行き方】ブラザー・クラウス野外礼拝堂|ピーター・ズントー

Hallo!教会めぐり大好きAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ

本記事ではドイツにあるスイス人の世界的建築家『ピーター・ズントー』(Peter Zumthor※)氏の作品のひとつをご紹介します💡

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)

名前は『ブラザー・クラウス野外礼拝堂』(Bruder-Klaus-Feldkapelle

ドイツ西部アイフェル北部の村にある小さな礼拝堂です。

※補足※
独語読みだとPeter Zumthor(ペーター・ツムトーア)、Bruder-Klaus-Kapelle(ブルーダー・クラウス・フェルトカペレ)っていう感じですが上記に統一します。

礼拝堂がある村Wachendorf

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)
St. Petrus

ブラザー・クラウス野外礼拝堂(Bruder-Klaus-Feldkapelle)があるのはNRW州の『ヴァッヘンドルフ』(Wachendorf)

アイフェル地方北部に位置する人口わずか約600人の小さい村です。

大きい都市だとケルンから約40km、ボンから約30kmの場所にあります。

いわゆる車がないと行きづらいちょ~~~っとアクセスが不便な場所です。

Ann

でも素敵な田舎だった

この村に建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞や、高松宮殿下記念世界文化賞などを受賞しているピーター・ズントー氏の作品があるのはびっくりしますよね。

礼拝堂へは村のバス停や駐車場から約15分ほど歩いて向かいます。

ブラザー・クラウス野外礼拝堂/Bruder-Klaus-Feldkapelle

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)

住宅街から野原の小道を進んでいくとその姿が見えてきます。

遠目から見ると、まさかこの建物が礼拝堂だとは誰も思わないでしょう。

礼拝堂はまわりに何もない大自然の中にたっています。

私は当初ピーター・ズントー氏の作品と知らず礼拝堂の写真を見て気に入り、ここに訪れようと決めたのですが、実際に現地で礼拝堂を見たときの感情は何とも言い難いものがありました。

自然と建築物が調和した素晴らしい景色。

ただただ何枚も、写真集が作れるのではないかと思うぐらい写真を撮っていました。

ブラザー・クラウス野外礼拝堂が完成したのは2007年。

村出身の農家Scheidtweiler夫妻によって依頼され作られたこの礼拝堂は個人寄贈のものです。

夫妻はスイスの守護聖人Bruder-Klaus(Nikolaus von Flüe)/兄弟クラウス(ニコラウス・フォン・フリュー)に捧げる礼拝堂を作りたいと思っていました。

世界的建築家がなぜ依頼を引き受けたのかとても気になりますよね。

きっかけはピーター・ズントー氏がケルンにある『聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館』(Kunstmuseum der Erzdiözese Köln)を手掛けている際に、依頼を受けてもらえないかと手紙を送ったことだそうです。

偶然にも兄弟クラウスはピーター・ズントー氏の母国の守護聖人、かつお母さまのお気に入りの守護聖人だったそうです。

ズントー氏はこのプロジェクトをひきうけることにし、高額な設計料はとらず建築事務所の手数料のみを請求したそうです。

Ann

とても粋なお話…。
Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)

礼拝堂の外観はコンクリートにおおわれ、出入り口はこの三角形のドアひとつのみ。

その上にシンプルながら印象強い十字架が、ここは神聖な場所だと主張します。

注意
新型コロナウイルスの影響で現在礼拝堂の中に入れるのは1名ずつです。

重いドアを引き中に入ってみると、そこには外観から想像できない世界が広がっていました。

内部の建築材料はこの地域のもので、112本の木材を中心に成形されいます。

驚いたことに天井はありません。

空を見上げると、壁に埋め込まれたガラス玉が日に当たりキラキラと光っていました。

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)

そしてちょうど訪れる数時間前に雨が降っていたので、地面には少し水たまりが。

冬に雪が降れば雪が積もるのでしょう。

まさしく自然を愛した兄弟クラウスの祈りの場をあらわしたような空間です。

内部は10人程度でいっぱいになるような広さで祭壇はありません。

兄弟クラウスの胸像とろうそく立て、ベンチのみです。

瞑想するには心地よい静寂の空間であったことは間違いありませんでした。

心静かに日常の喧騒に包まれる場所から解放される瞬間です。

礼拝堂への行き方(車)

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)
  • 訪問者専用駐車場から徒歩約15分
    (カーナビの座標入力:50°35’58.8″N 6°44’06.6″E)
村の入り口(右側に駐車場)

礼拝堂訪問者用の駐車場は村の入り口にあります。

訪問者はここ以外は基本的に停めてはいけません(村の中や礼拝堂近くの畑道などはダメです×)。

駐車場から礼拝堂までは徒歩で約15分ぐらいです。

礼拝堂への行き方(公共交通機関)

最寄りの鉄道駅から
  1. 徒歩約1時間
  2. タクシーバスプラス(TaxiBusPlus=809番路線)約10分+徒歩約15分
  3. タクシー約15分+徒歩約15分

車がなくても公共交通機関を利用して訪れることも可能です。

3つの方法をご紹介します。

鉄道駅+徒歩

道中
最寄り駅から徒歩
  • ザッツファイ駅(Satzvey Bahnhof)から徒歩約1時間前後(約5.1km)

鉄道駅で一番近いのがザッツファイ駅になります。

グーグルマップで見ると1時間5分となっているので、1時間前後の時間を見ればいいと思います。

私は帰り(礼拝堂→ザッツファイ駅)に歩きましたが、50分ぐらいで着きました。

ザッツファイ駅⇔礼拝堂までの道は途中から一本道をまっすぐ歩く形になるので簡単です。

鉄道駅+タクシーバスプラス(要予約)

白い建物が駅/タクシーバスは赤い丸の辺りに停車
最寄り駅からタクシーバス
  • ザッツファイ駅(Satzvey Bahnhof)からタクシーバス(TaxiBus 809/約10分)でバス停『ヴァヘンドルフ オルト』(Wachendorf Ort)下車、徒歩約15分

公共交通機関を使って行くならこの方法が一番手軽に行けます。

鉄道駅だとサッツファイ駅のほかにメッヒャーニッヒ駅(Mechernich Bf)からも出ていますが、サッツファイ駅の方が近いのでおすすめです。

注意点としてはこのタクシーバス(809番路線)は予約(電話またはオンライン)が必要なのと、通常のVRSの運賃にプラスおとな1.20€、こども0.50€(6〜14歳)がかかります。

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ) 
タクシーバス

既にWachendorf OrtまでのVRSのチケットを持っている場合(NRW州チケット含む)でしたら、載る際に追加分を支払います。

持っていない場合はタクシーバスの乗車地から下車地までのVRSの運賃+追加分の1.20€を払うかたちです。

【例】ジャーマンレイルパスでザッツファイ駅まで利用しその先は切符を持っていない場合。ザッツファイ駅からWachendorf OrtまではVRS運賃で2.50€(1a区間)+タクシーバス1.20€を支払う。
Wachendorf Ort バス停 Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)
バス停Wachendorf Ort

さて前述のとおり最寄りのバス停は『ヴァッヘンドルフ オルト』(Wachendorf Ort)になります。

礼拝堂まではここから約15分です。

タクシーバスの時刻表と予約方法

注意
予約は出発時刻の30分前まで(5人以上の団体は3日前まで)
時刻表を確認する

時刻表は運営会社のRVKのホームページから確認できます。

日曜日と祝日は1日5~6便しか運行していないので気をつけてください。

予約する
  • 電話番号:02441 99454545
  • 営業時間:月~土06:20~21:30/日祝09:30~19:00
  • 伝達事項:出発地/目的地/出発日/出発時間/人数/チケット所持有無/スーツケースなど大きい荷物があるか(持込可)/出発地までのアクセス方法(電車で来るなど)

私は当日1時間前ぐらいに予約したので電話予約をしました。予約時に聞かれるのは上記の内容です。最後に再度確認で復唱してくれます。

オンラインの場合はここから予約可能です。入力するのは上記の内容ほか、氏名と電話番号の入力が必要になります。メールアドレスの入力欄はありません。

個人的に当日の場合は電話予約をおすすめします。

鉄道駅+タクシー

  1. メッヒャーニッヒ駅(Mechernich Bf)から約15分(約11km)
  2. オイスキルフェン駅(Euskirchen Bf)から約15分(約11km)

礼拝堂へ一番近い鉄道駅はザッツファイ駅ですが、タクシー乗り場はありません。

その次に近いメッヒャーニッヒ駅とオイスキルフェン駅には駅前にタクシー乗り場があります。

タクシーの料金計算サイトで調べてみると片道約28€でした。

もし復路もタクシーに乗るとすると待機時間がかかると思うので、乗る前に運転手さんに確認してくださいね。

目安は待機時間1時間あたり35€だそうです。

Ann

あくまで参考情報なのでよろ~。

礼拝堂の営業時間

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)
  • 【夏】10:00~17:00
  • 【冬】10:00~16:00
  • 【休み(通年)】月曜日

夏と冬の区別が怪しい時期など確認は公式サイトへどうぞ。

月曜日はお休みなので中に入れません。お気を付けください。

終わりに

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ)

以上、『ブラザー・クラウス野外礼拝堂』(Bruder-Klaus-Kapelle)のご紹介でした。

建築についてはまったく素人ですから専門的な内容や凄さなどはお話できませんが、確実に自分の人生の実りになった礼拝堂だと思います。

衝撃的でした。

Ann

グーグルマップで『Kirche 』『Kloster』と打ち込んで、気になる場所を探してた私グッジョブ。

車がないと行きづらいですが、公共交通機関での行き方も詳しく調べたのでご興味ありましたらぜひご参考ください。

礼拝堂の公式サイトにも公共交通機関での行き方はタクシー以外は載っていないので、調べたことはお役に立てると思います💡

Ann

ほめてー

これからも日本のガイドブックには載っていない素敵なスポットと出会っていきたいと思います。

それでは(=゚ω゚)ノ

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