【ドイツ】魅力ある観光|多様性や旅行の楽しみ方

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Hallo!ドイツ旅行大好き!元旅行会社員のAnn(@Ann01110628)です(=゚ω゚)ノ

先日ドイツ観光局によって2021年度のグローバルキャンペーンが発表になりました。

私も”ドイツ旅行をもっと日本の皆さんに広め隊”として、なんかちょっと自分なりの観光促進をブログでご紹介できればと思います~💡

Ann
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いやマジでドイツ旅行好き増えてくれたらHappy

さてその前に。

2021年6月24日現在「ドイツに行けるの?」という疑問については、去る6月6日からドイツは日本に対する入国制限を解除したため、入国時に陰性証明書などがあれば観光客でも入国できるようになりました。

しかしながら日本に帰国する際には検疫強化(陰性証明書や14日間の隔離など)があり、実際にはいまだハードルが高いことであるのは否めません。

そんな状況ではありますが、ドイツ旅行を安心して楽しめるときがもうすぐ来ると信じ、「こんな楽しみ方があるんだ~」とドイツ観光に対しなにかご興味をもってもらえれば嬉しいです。

ドイツ観光局の2021年キャンペーン:German.Local.Culture

中小規模の都市を中心に4つのテーマで魅力ある観光を紹介

現在スタートしているドイツ観光局のキャンペーンが『German.Local.Culture』。

大都市や王道の観光ルートだけではなく、小さい町や自然などまだ知られざるドイツの新しい魅力をシェアしていきたい!といった内容ですかね。

掘ればほるほど知れば知るほどドイツ旅行のとりこになってしまうはずです😀

Ann
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ドイツは世界遺産の登録数が世界第4位の世界遺産大国でもあるよ。いつか全部制覇したいな

テーマ
  • Flair:粋
    (さまざまな建築様式の建物やお城、文化、芸術、音楽)
  • Craft:匠
    (工房、ギルド、職人技、オリジナル専門店やショップ)
  • Taste:食
    (伝統的な郷土料理、ビール醸造所、ワイナリー、独特な料理)
  • Green:緑
    (自然、サステイナブル)

さて『German.Local.Culture』では4つのテーマに分けて紹介されます。

私もこのテーマにそって観光をアピールしていきたいと思います💡

Flair:粋

ドイツの特徴的な建築物としてすぐ頭に思い浮かぶのが『木組みの家』

ひとえに木組み家といってもさまざまな建築様式があるので、いろいろな都市をまわって観察するのも楽しいです。

Ann
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こう、中世街並みを感じさせてくれるしね

日本ではあまり知られていない所も多くあるので、木組みの家好きの方は観光街道のひとつ『ドイツ木組みの家街道』(Deutsche Fachwerkstraße)もチェックしてくださいね。

北から南に縦断するようなかたちで3,500キロメートルを越える、よく保存された木組みの家の都市ルートがつづきます。

Ann
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ただ街道に属していなくても素敵な木組みの家を見られる街はあるよ~

つづきましてドイツ観光で個人的にはずせないものが『お城・宮殿』めぐり。

ドイツにはなんと約25,000のお城があると言われています。

つまり至る所にお城がある訳ですね~(笑)。

Ann
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城好きにはたまらん!

まぁ日本でも人気のノイシュヴァンシュタイン城のようなTHEお城といったイメージのものから、貴族の館のような少しこじんまりとしたものまでさまざまです。

ただ、本当に素敵なお城が多いので、ノイシュヴァンシュタイン城だけでなくいろいろなお城をめぐってみてください💡

ノイシュヴァンシュタイン城 【ドイツの城】おとぎ話のように美しいおすすめのお城10選|行った中で選んでみた

ちょっと変わった建築物を見に行かれるのはどうでしょう?

こちらはドイツ西部『ルール地方の産業文化の道』(Route der Industriekultur)のスポットのひとつです。

工場などの跡地にアート作品としてつくられた産業遺産なんですが、2つとものぼることができるんですよ~。

ボトロップの四面体』(テトラエーダー/Tetraeder )は高さ約38メートル(13階建てぐらい)の展望台まで階段でのぼるんですが、怖すぎて足がすくんで吐きそうになりました。

スリルが好きな方にはおすすめです。

Ann
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高いところ苦手なんだよね

デュイスブルクにある『タイガー&タートル』(Tiger & Turtle)は見た目から「歩けるジェットコースター?」とも呼ばれることがあります(笑)。

もちろん頂上のループ部分は歩けませんが、こちらもとても面白い体験ができます。

Tetraeder Bottrop ボトロップ 【Tetraeder】ボトロップの四面体|人生で一番スリルな展望台を体験 タイガー&タートル タイガー&タートル|デュイスブルクにあるジェットコースターの上を歩ける?階段

そしてわたくし、世界的に有名な建築家の建築物を見るのもすごい好き。

上記の『ブラザー・クラウス野外礼拝堂』(Bruder-Klaus-Kapelle/ピーター・ズントー作)、『ゲーリーの建築群』(Gehry-Bauten/フランク・ゲーリー作)、『ランゲン財団美術館』(Langen Foundation/安藤忠雄作)、『エルプフィルハーモニー・ハンブルク』(Elbphilharmonie Hamburg)と『アリアンツ・アレーナ』(Allianz Arena)(ヘルツォーク&ド・ムーロン作)は建築のノーベル賞ともいわれる「プリツカー賞」の受賞者による設計です。

凡人には思い浮かばない素晴らしい現代建築を眺め惚れ惚れします。

Bruder-Klaus-Feldkapelle/ブラザー・クラウス野外礼拝堂(ドイツ) 【行き方】ブラザー・クラウス野外礼拝堂|ピーター・ズントー デュッセルドルフ観光×メディエンハーフェン|まるで屋根のない美術館!芸術的な建築物の数々 【ハンブルク観光】新名所エルプフィルハーモニーの展望台を見学してきた 【アリアンツ・アレーナ】バイエルン・ミュンヘンのスタジアムへの行き方

Craft:匠

ゲゼレ・マイスター制度のあるドイツは職人の国というイメージをもつ人も多いのではないでしょうか。

伝統工芸品や人気のドイツブランド、老舗の味に触れるのも旅の醍醐味(だいごみ)。

Made in Germanyの匠の技もふれていきたいですよね。

伝統的な工芸品としてパッと思いつくのはくるみ割り人形など木工芸品。

ドイツ東部エルツ山地の職人さんがつくる伝統的な芸術作品は本当に精巧で素晴らしいです。

クリスマスの木製のオーナメントも可愛いのが多くて物欲が増加してしまいます。

また、日本でも人気のドイツブランドの商品も欲しくなりますよね。

旅人の憧れのスーツケース『リモワ/RIMOWA』(創業1898年)、世界の靴ブランドトップ5に入る『ビルケンシュトック/BIRKENSTOCK』(創業1774年)、世界初のティディベアを生み出したぬいぐるみブランド『シュタイフ/Steiff』(創業1880年)など世界的に有名なドイツブランドもたくさんあります。

Ann
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創業100年以上の企業を多くもつ国ランキングでドイツは世界4位なんだって!200年以上だと3位。長く愛されている企業が多いってことだよね。

Ann
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ちなみに日本はどちらもぶっちぎりの1位だよ♡

日本でも人気のある『シュトレン』(Stollen)『バウムクーヘン』(Baumkuchen)はドイツ発祥。

本場のドイツで菓子職人やパン職人によるドイツの伝統菓子を味わってみたいですよね。

特にバウムクーヘンは『ケーキの王様』(König der Kuchen)と称される製菓業のシンボルでもあります。

ドイツ菓子協会(Deutscher Konditorenbund)のエンブレムにも使われているんですよ。

バウムクーヘンを作るには良いバターと新鮮な卵を使い( 成分の多くをしめる材料)、特別な専用の機械と技術・経験が必要なため、”真のバウムクーヘン”を製造販売しているお店は限られます。

シュトレンもバウムクーヘンも日持ちがするお菓子なので、日本へのお土産にも適していると思います。

見つけたら買ってみてください💡

ドイツ バウムクーヘン 【ドイツ土産】バウムクーヘン有名4店の食べ比べ|ランキング1位はコレだ

そして忘れてはいけないのが『ドイツパン』

ただの主食・食べ物という枠をこえて、ドイツのパン文化は2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

なんとドイツパンの種類は3200種類以上あると言われている奥深い食文化なんですね。

Ann
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ちなみに我らが和食も2013年に登録されているよ。ナカーマ!

時代の流れとともに工場で大量生産されたスーパーやチェーン店も増え、個人経営のパン屋さんが減っている昨今(原因はそれだけではないですが)。

何世代も伝統と技を守り続けている人気の個人経営のパン屋さんも多く存在しています。

パン職人さんの手作業中心に作られたこだわりのパンはやっぱり美味しいので、この文化が途切れぬことのないように願うばかり。

ドイツパンも旅行中にぜひお試しください💡

Taste:食

『ドイツといえば?』という問いに対し、『ビール』と答える方もきっと多いとは思いますが、その通りドイツでは各地域でいろいろなビールを飲むことができますよ~。

現在も多くの醸造所が500年以上前にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した『ビール純粋令』を守り、美味しいビールを作ってくれています。

Ann
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ドイツのビール醸造所は1500軒はあるらしい

醸造所兼レストランも街中に多いので、ビール好きな方にはぜひおすすめします。

ここ数年日本でも人気が高くなっている『ドイツワイン』

そうなんです。ドイツビールがあまりにも有名なので、意外と知られていないのですがドイツワイン大変美味しいんですよー!!

従来生産量の多くを占める白ワインが有名でしたが、近年品質の高い赤ワインも評価が上がっています。

Ann
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レストランでグラスワインから頼めるから飲んでみてね

ドイツ国内には13のワイン産地と11,000軒を超えるワイナリーがあり、ラインワイン・モーゼルワイン・フランケンワインなど各ワインの産地にも気軽に観光で行くことができます。

産地のワイン販売店などでは試飲できるところも多いので、味を確かめて日本にお土産にするのも良いですね。

Ann
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絶景とワインを楽しめるスポットなんかもあるよー

【税関】ビールやお酒の日本持ち込みの免税範囲|申告時の課税はいくら?計算方法もご紹介 【ボッパルトの絶景】ドイツでライン川の大蛇行が見たいならここ!

また、夏秋にはワイナリーが出店するワイン祭り(ワインフェスティバル)も各都市で開催され、美味しいワインをお手頃価格で飲むこともできます。

希少価値が高く高級で甘いデザートワイン『アイスワイン』(Eiswein)や『トロッケンベーレンアウスレーゼ』(Trockenbeerenauslese)なども試してみてはいかがでしょう。

お酒が飲めない方はぶどうジュースがおすすめです!

そうそう、8月下旬~10月まで市場に出回る期間限定の新ワイン(発酵途中のワイン)『フェダーヴァイサー』(Federweißer)は、なかなか日本では飲めない一品。

もしこの期間にドイツに滞在することがあれば秋の味覚をレッツトライです!

フェーダーヴァイサー フェーダーヴァイサー|ドイツで秋にしか飲めない期間限定ワイン(甘くて美味しいよ!)

さて飲み物はご紹介したので、お次は食べ物。

ドイツの食べ物といえばー??皆さん口をそろえて『ソーセージ!』(Wurst)とおっしゃるのではないでしょうか。

いやしかし否めない。ドイツのソーセージは大変美味しいです。

テューリンゲン名物テューリンガー、ニュルンベルク名物ニュルンベルガー、バイエルン名物白ソーセージ/ヴァイスヴルストなどソーセージもいろいろ種類があるので地域の味を堪能ください。

とにかく種類が素晴らしくあります。

Ann
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ヴァイスヴルストは外の皮をむいて食べるよ!

注意

残念ながら個人で日本へはソーセージなど肉類は持ち込めませんので、現地で楽しんでくださいね

【肉製品】海外から日本への持込み対応厳格化・罰金も|ソーセージやハムはお土産不可

ドイツグルメはソーセージだけではありません💡

多彩な郷土料理もさまざまありますよ~。

シュヴァーベン地方のマウルタッシェン(Maultaschen)、春が旬のシュパーゲル(Spargel/ホワイトアスパラガス)、シュヴァルツヴェルダー・キルュシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte/黒い森のサクランボケーキ)などなど。

Ann
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Schwarzwälder Kirschtorteは言いづらいが美味い!

これらはJATA(日本旅行業協会)の美味しいヨーロッパ100選にも選ばれています。

ドイツにきたらB級グルメやインビス料理(ファーストフード)も味わってほしいです。

ベルリン発祥(とされる)スパイスのきいたカレーケチャップがかかったカリーヴルスト(Currywurst)、マンハイム発祥のスパゲティに見立てたスパゲティアイス(Spaghettieis )、もはやドイツの国民食だと思っているポメス(Pommes Frites/フライドポテト)!

どこでも気軽に食べられるのでお試しあれ~。

ドイツで食べたい名物グルメランキング・ベスト5<ファーストフード(インビス)編> スパゲティアイス マンハイム 【ドイツ生まれのスパゲティアイス】来たら食べたいSpaghettieis(スパゲッティアイス)
sattgrün ザットグリューン
ヴィーガンレストラン

全体的に肉料理が多いイメージがあるかもしれませんが、実はドイツは菜食主義者大国でもあります。

なんとヴィーガンやベジタリアンの方がドイツの人口の10%(約800万人)ほどいるそうです。

Ann
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私もお肉大好きだけど、家では基本ペスカタリアン。外食時はお肉食べる。

実際に多くのレストランではヴィーガンまたはベジタリアン向けのメニューがありますし、ヴィーガンやベジタリアン専用のレストランも人気です。

Ann
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写真は私のお気に入りのヴィーガンレストラン『sattgrün』。
何食べてもたいてい美味しいよ!

このように選択肢がある多様な食文化であるのは良いことだと思います。

Green:緑

私は景勝の地を訪ねるのも好きなので、ドイツは自然の絶景スポットもたくさんあるので嬉しい限りです。

都市観光のイメージが強いと思いますが、ドイツは国土の約3分の1が森林に占められている自然の多い国。

街から少し足をのばせばすぐ自然を満喫することができます。

都会の喧騒をはなれ大自然の中で癒されるのも大事なことですよね。

Ann
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大都市の街中にも大きい公園があったりして緑多いよね

そして私が推している珍しい奇岩が見られる観光スポットが、古代ゲルマン人の聖地とも言われる『エクステルンシュタイネ』(Externsteine)

日本ではあまり知られていませんが、ドイツ西部にある謎と神秘につつまれたパワースポットです。

【ドイツの絶景】奇岩エクステルンシュタイネExternsteine|古代ゲルマン人の聖地

つづきまして先ほどは西部だったので、今度はドイツ東部から。

ドレスデン近郊にある『ザクセンスイス』(Saechsische Schweiz)も大好きな場所です。

断崖絶壁の奇岩とエルベ川が織りなす景色は本当に美しいですよ。

Ann
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ドイツなのにどうしてスイス?って思って調べたら、18世紀にここの風景の絵を描いていたスイス人画家が、故郷の風景に似ているのでそう呼んでいたことからその名が定着した、らしいぞ。

ドイツの絶景ザクセン・スイス|ドレスデン近郊のおすすめ観光名所|詳しい行き方もご紹介!

また、最近はサステナブルを重要視する旅行者も多く、つまり持続可能な観光を求める動きが大きくなっています。

サステイナブルツーリズムsustainable tourism)とは、「持続可能な観光」という意味で、マスツーリズムの結果生じがちな、環境や文化の悪化、過度な商業化を避けつつ、観光地本来の姿を求めていこうとする考え及びその実践。

Wikipedia

たとえばドイツでもっとも美しい湖ケーニヒス湖(Königssee)は環境を配慮し、観光船は電動ボートのみと決められています。

Ann
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素晴らしい透明度を誇る湖をずっと守らなきゃね!

ケーニヒス湖やオーバー湖(Obersee※ケーニヒス湖の最奥)のあるベルヒテスガーデンへはミュンヘンから電車で約2時間30分。

移動手段も観光に優しい公共交通機関を利用し、訪れることが可能です。

ドイツ観光局公式:Amazonギフト券10万円分プレゼントキャンペーン

応募条件
  1. ドイツ観光局日本語公式Twitterのアカウントをフォロー
  2. 上記のキャンペーンツイートをRT(リツーイト)する
    ※応募期間:2021年7月15日23時まで

応募方法は簡単!

ドイツ観光局の日本語公式Twitterアカウントをフォローして、期限までにキャンペーンツイートをリツイートするだけです。

抽選で1名にAmazonギフト券10 万円分、20名にドイツ観光局特製グッズ5点(ベートーヴェンのエコバッグ、ベートーベンのオルゴール、ドイツ観光局ビーチブランケット、ドイツ観光局ビニール製リュックサック、ドイツ観光局ビーチハット)が当たるそうですよ~💡

詳しくはキャンペーン特集サイトの応募要項を確認してくださいね。

ドイツ観光街道のひとつ『ゲーテ街道』の特集もされています!

キャンペーン特集サイト

ドイツ観光局のTwitterアカウントはドイツの素敵な観光名所などの紹介のほか、定期的にこういったプレゼントキャンペーンを行っているので、ドイツ旅行に興味がある方はフォロー必須ですよ~!

Ann
Ann

たしか日本語の各国の観光局の中でフォロワー数が2位だったかな?凄いんだよ~

終わりに

以上、ドイツ観光の多様性についてご紹介してみました!

私が昔から思っているのは「旅行ってこう!」って決まっている訳ではなくて、人それぞれの価値観があっていろいろな楽しみ方があるということ。

何が正解とかないと思うので、ご自身の興味があるものを満喫してほしいです。

そして私の記事のなかで、なにかドイツ旅行に対する新しい発見や興味が生まれていたら大変嬉しいと思います。

さて、コロナのワクチン接種も広まりつつあり、ドイツで生活している中で徐々に制限が緩和されているのを感じています。

まだ変異株のこともありますし、ワクチン接種をしたからって対策を怠って良い訳でもありません。

しかし、今後安心して旅行ができる姿をこの先少しでもブログやSNSで皆さんにご紹介できていければいいなと思います。

それでは(=゚ω゚)ノ